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新築の家を建てる場合や工事を始める際などに、行われる地鎮祭とはいったいどのようなものなのでしょうか?地鎮祭は、一般的に神社にお願いをしますがその際の費用はどのくらいかかるのでしょうか?ここでは、地鎮祭について解説します。
地鎮祭とは何か?
地鎮祭とは、建物を新しく建てる際や工事を始める際などに行われる祭りのことです。これは、それぞれの土地を守る神様に対して土地を使用することを報告、使用許可を経る、そして工事が安全に行われるように祈願するものです。同時に建物や家族が長く繁栄することも祈願します。これは、地域などによって多少やり方が違います。土地を清めて、神様に対してお供え物をするというのが一般的な地鎮祭です。
地鎮祭はどこに依頼すればよいのか?
地鎮祭を行いたいという場合に多くの人が疑問を抱くのが、どこに依頼をすればよいのか?ということです。新築の家を建てる際には、施工業者などが手配してくれるということもありますが、一般的には近くの神社にお願いをします。
神社に電話で依頼をする場合が多いですが、最近ではホームページなどがある場合もありますので、ホームページから地鎮祭を行なっているかどうか?などメールで問い合わせをするということも出来ます。地鎮祭の依頼は、依頼者の名前や参加人数、行う場所、希望の日程を伝えます。日程については、神社などによっても異なりますが遅くても1週間以上前に伝えておく必要があります。日程には余裕を持って連絡をするようにしましょう。
地鎮祭を行う際の服装については、個人の家で行う場合と会社などで行う場合で異なります。個人の新築の家を建てるという場合の服装は正装でなくても問題ありません。ただしあまりにもラフな格好は避けましょう。無難な服装としては、スーツを着るようにすれば問題ありません。お子さんの場合にはそこまで気にする必要はありません。学生服などがあれば学生服でもよいでしょう。
地鎮祭は必ず行わなければならないのか?
結論から言えば行わなくても問題はありません。地鎮祭を行わなかったからということで、何か罰則があるわけではありません。実際に、行わないという人もいます。
その理由としては、手間がかかる、神社に依頼すると費用がかかるということで無駄な費用をかけたくないということから行わないという人もいます。その他には、神様という存在をそもそも信じていないという人も行わないことが多いです。
また年代によっても地鎮祭を行うかどうかが異なります。比較的若い世代の場合には、地鎮祭を行わないというケースが多く、比較的年齢が高くなると地鎮祭を行うケースが多いと言われています。
それぞれの考え方ですので、必ず行わないといけないというものではありません。ただし一般的には、行う人の割合の方が高いです。行うかどうかについては、家族や親族などと相談してから決めるようにするのがおすすめです。
地鎮祭を神社に依頼する際の費用は?
地鎮祭を神社にお願いするという場合には、初穂料と呼ばれる費用がかかります。この初穂料は神社によって費用が異なります。申込む際に、初穂料やその他にかかる費用がいくらかを必ず確認しておくようにしましょう。一般的には3万円~5万円程度という場合が多いです。ホームページなどに、初穂料はいくらからという記載がある場合もあります。この初穂料は、地鎮祭が終了した際に神官にお渡しするというのが一般的な渡し方です。
初穂料を渡すときには、現金を直接手渡すのではなく、のし袋を使います。のし袋に初穂料などと記載して金額や名前を記載します。マナーを守り、神官に感謝の気持ちを込めてお渡ししましょう。
神社に依頼する際に確認しておきたいのが、お供え物やその他の必要な物を神社側で用意出来るかどうか?という点です。一般的には2つの方法があります。お供え物などを自分で用意するというパターンと、神社側に必要なものをすべて用意してもらうというパターンです。どちらにするかによって初穂料が異なる場合がありますので、確認しておきましょう。神社側で用意出来ないという場合もありますので、必ず確認しましょう。
まとめ
地鎮祭は、建物を新しく建てる際や工事を始める際などに行われる祭りのことです。土地の神様に土地の使用を許可してもらい、安全に工事が進むようにお願いするというものです。地鎮祭を行うかどうかは、それぞれの考え方次第です。行わなくても罰則などはありません。地鎮祭を行う場合には、近くの神社にお願いをして行います。その際には、初穂料と呼ばれる費用がかかります。行うかどうかは、家族や親族などと相談して決めるとよいでしょう。
参照サイト https://www.jinjahoncho.or.jp/omatsuri/katei/jichinsai